水面が本当に穏やかなら空の姿をそのまま映すだろう
我が心が本当に穏やかなら現実をそのまま映すだろう
それらが波立っている時、現実が歪んだ姿で映し出される。時に荒れ狂っているかのように。
それが荒れ狂う原因は現実の方にはなく、波立つ水面や我が心の方にあるのかもしれない。現実を受け止める側に。 怒り、悲しみ、憎しみ、そして愛という感情さえも。
そして、そんな時はしばらくそっとしておくのがいい。決して波に自分が踊らされることなく。その波はそのうち治まってゆくのだろうから。いつかきっと「あの激しい感情はなんだったんだろうか」って。そんな日が来るはず。
〈↑ お借りしています〉